柏市の店舗採用|求人媒体・広告・LINE・説明動画を、採用の難しさに合わせて組み合わせる

求人を出しているのに応募が来ない。広告を回して閲覧数は増えたのに、面接では「とりあえず話を聞きに来ました」で終わる。採用で困る場面は一つではなく、止まっている場所によって変えることも違います。
繁友健志の動画では、求人媒体だけに頼らない採用方法を、ケイトステージラッシュで試した流れとともに説明しています。広告から求人ページへ送る方法で十分なのか、LINEと説明動画まで必要なのか。初めから大がかりな仕組みを作るのではなく、自店が採りたい人と、採用の難しさに合わせて選ぶ話です。
柏駅周辺や柏の葉で採用する場合も、地域名を入れた求人を増やす前に、候補者が店を知ってから、働くイメージを持ち、面接へ進むまでを確認してみてください。
AIで集客を効率化できても、店で価値を提供する人が必要
動画の前半では、AIの普及により事務や制作の仕事が変わる中で、人が現場で価値を提供する店舗事業に注目する人がいる、という繁友の見立てを話しています。これは将来の利益を保証する予測ではありません。本人が周囲の経営者とのやり取りから感じている変化です。
そこから話は、集客だけで店を増やせるわけではない、という課題へ進みます。広告の画像や文章を作れるようになっても、必要な資格や技術を持つ人がいなければ開店できません。既存店にお客様を呼べても、対応する人が足りなければ売上を受け止められません。
繁友自身も、もともと運営していたヘッドスパやエステの採用と、アイリストの採用では難しさが違ったと説明しています。過去の「求人を出したら来た」という感覚が、別の職種にも通用するとは限らないのです。
求人媒体を使いながら、自分で見てもらう接点も作る
求人媒体への依存を減らす説明では、求人媒体をやめるのではなく、使いながら他の接点も持つと話しています。集客で予約サイトを使いつつ、広告や自社サイトからもお客様を呼ぶのと同じ考え方です。
ただし、採用と集客には違いがあります。集客は日常的に必要でも、採用は必要な人数が揃えば、一旦募集を抑えられることがあります。スタッフが長く働ける店ほど、毎月新しい人を採り続ける必要は小さくなります。
だからこそ、採用の仕組みへどこまで費用と手間をかけるかが悩みになります。1〜2人を採るために、長い説明動画、配信文、LINEの仕組み、採用ページを全部作るのは重い。動画ではこの負担も認めたうえで、段階を分けて考えています。
広告で、条件を伝えるのか、働く意味を伝えるのか
採用広告と一言で言っても、何を見せるかには複数の選択肢があります。スタッフへのインタビュー、働く一日の様子、勤務地や給与、勤務日などの条件、会社が目指すこと。どれを前に出すかで、興味を持つきっかけは変わります。
動画では、アイリスト募集の例として、「駅から近い」「給与はいくらから」「資格を持つ方を募集」と条件を伝える案と、「持っている資格を生かせる」「アイリストを憧れられる職業にしたい」と仕事の意味を伝える案を比べています。動画中に出る給与額や休日の表現は広告案の例で、柏の現行求人条件ではありません。
条件だけでは、他店との比較表の一項目になりやすい。一方、思いだけでは、実際に生活できる収入や働ける時間が分かりません。どちらかを捨てるのではなく、短い広告では興味を持つ理由を一つに絞り、その後のページや動画で必要な情報を揃えます。
自店で作るなら、同じ内容の表現違いだけでなく、「スタッフの一日」「条件」「店の考え方」のように入口が異なる案を用意すると、何に反応があるかを比べやすくなります。
最初は、広告から既存の求人ページへ送る方法もある
小さく始める方法として紹介しているのが、求人用の動画広告から既存の求人ページへ送る流れです。候補者がまだ店を知らない段階なら、まず求人内容を見てもらう機会を作れます。
説明動画やステップ配信を一式作るより、準備する範囲は小さくなります。繁友は、動画を複数作り、広告を出して問い合わせや面接が増えるかを確かめる方法を話しています。1日1,000円や5,000円といった予算例も挙げますが、必要人数や採用に使える総額に合わせて考える前提です。
この数字だけを推奨予算にするのではなく、いくらまで試し、何件の閲覧・問い合わせ・面接につながったかを記録してください。再生数が増えただけでは、採用が進んだとは判断できません。
動画で語られる求人ページの表示回数の大きな増加も、もとの閲覧数が少なかったことによる面があります。倍率だけを他店の目標にせず、応募数と、その後の面接の内容まで見る必要があります。
ケイトステージラッシュでは、閲覧が増えても面接が十分変わらなかった
試した後の課題と変更が、この動画の大事な部分です。繁友は、広告から求人媒体へ送ったものの、面接件数が思ったほど増えず、来ても店の考え方を十分に知らない状態だったと話しています。
そこで、2〜3週間ほど試した後、LINE登録からブランド説明動画を見てもらい、そのうえで面接へ進む流れへ変えました。広告を強くして同じページへ送り続けるだけでなく、応募前に知ってもらう内容を増やしたのです。
この変化を「応募者の質が悪い」で終わらせないことが重要です。候補者が仕事や店の考え方を知らなければ、面接で初めて比較を始めるのは自然です。広告と求人ページの間で何が伝わっていないか、入社を判断するために何を知る必要があるかを見直した事例として読むと、自店にも使いやすくなります。
30〜40分の説明動画では、理念と働く条件をつなげる
動画内で紹介されるブランド説明動画は30〜40分程度です。長さ自体に意味があるのではなく、短い求人広告で伝えきれないことを説明するために、その時間が必要だったと考えます。
ケイトステージラッシュの例では、アイリストを子どもたちが憧れる職業にしたいという考えから、働く本人が誇りを持てること、収入、働きがい、長く勤められる環境へ話をつなげています。理念だけを語り、働く条件を後回しにしていない点が重要です。
研修についても、遠方の研修施設へ長く行くのか、勤務予定の店へ研修担当者が来るのか、デビューまでどの程度の期間を見込むのかを説明する例が出ます。候補者にとっては、仕事内容だけでなく、生活と両立しながら覚えられるかも大事な判断材料です。
面接の手前に、資格を持つ人のキャリア相談という接点を設ける考え方にも触れています。いきなり応募を決めてもらうより、「自分にはどの働き方が合うか」を整理してもらう場です。相談という名前にするなら、実際にも一方的な勧誘で終わらず、希望や条件を聞けるようにする必要があります。
すべての求人に長い動画とLINE配信が必要なわけではない
繁友は、アイリストのように資格を持つ人を採用する場合と、別の職種の採用を区別しています。自分の店で求人媒体から十分に応募があり、面接でも働くイメージを共有できているなら、仕組みを複雑にする必要はありません。
まず求人ページを整える。見られていないなら広告などで接点を増やす。見られているのに応募がないなら、条件や仕事内容の伝わり方を見直す。面接で理解が揃わないなら、説明動画や配信で知ってもらう内容を増やす。止まっている段階に合わせて追加します。
表は横にスクロールできます
| 今起きていること | 先に確認すること | 動画から考えられる対応 |
|---|---|---|
| 求人が見られない | どの接点で知ってもらえているか | 求人広告から既存ページへ送る |
| 閲覧はあるが問い合わせが少ない | 条件・業務・応募方法が具体的か | 訴求と求人ページを見直す |
| 面接で店の説明から始まる | 応募前に何を伝えているか | ブランド説明動画やLINEで補う |
| 今は募集不要だが出店予定がある | 再び知らせられる関係があるか | 希望者へ募集再開を案内できる接点を残す |
テンプレートを買っても、自店に合わせる仕事は残る
動画では、採用に取り組んでいる別の経営者に相談し、LINEや動画配信のテンプレートを購入した経緯も説明しています。しかし、テンプレートどおりに作っただけで、すぐにうまくいったわけではありません。自社のブランドと採用したい人に合わせて内容を調整していったと話しています。
ここを省くと、「仕組みを買えば解決する」という受け取り方になります。必要なのは、自店で働く意味、他店と比べられる条件、研修への不安などを、自分たちの言葉で埋める作業です。仕組みはその内容を届ける器であって、説明の中身まで代わりに決めてくれるものではありません。
また、繁友自身が初めから採用に詳しかったという話でもありません。従来の採用と違う難しさに直面し、経験している人に聞き、試し、修正していった過程です。
約5か月採れなかった例と、100人ほどの登録が残った意味
終盤では、府中の店舗で約5か月採用に苦戦したあと、複数の応募につながった例が出ます。仕組みを作れば、募集直後から安定して応募が来るという話ではありません。なぜ来ないのかを考え続けた時間も含む事例です。
一方、その過程で約100人のLINE登録者が残ったと説明しています。今すぐ採用にならなかった人にも、近隣での増店や追加募集を案内する接点ができたことを、繁友は財産として捉えています。
ただし、登録者数は採用人数ではありません。次の募集条件が合うか、本人の状況が変わったか、案内を希望しているかで反応は変わります。それでも毎回知らない人にだけ広告を出すのではなく、一度興味を持った人へ改めて知らせられることには意味があります。
配信を作る際は、勤務地、職種、希望時期など、次に必要な募集を案内できる範囲で整理しておくと使いやすくなります。店が決まってから慌てて募集するのではなく、次の出店時にも使える採用の準備として考えてみてください。
柏では、勤務地の説明を「市内」で一括りにしない
柏市の鉄道路線案内では、柏駅にJR常磐線と東武アーバンパークライン、柏の葉キャンパス駅につくばエクスプレスが案内されています。同じ柏市でも、候補者が利用する路線や通い方は変わります。
柏市公設市場のアクセス案内にも、柏の葉キャンパス駅からの徒歩・バスと、柏駅西口からのバスという複数の経路が示されています。これはその施設の案内で、自店までの所要時間を示すものではありませんが、最寄り駅名だけで通勤条件が伝わらない場合があることを考える材料になります。
求人広告では勤務地を短く示し、求人ページや説明動画では実際の店の入口、通勤方法、勤務開始・終了時刻、研修場所まで伝えます。路線から応募者の年齢や属性を決めつけず、実際に働ける条件を判断できる情報を揃えてください。
柏の自店で次に変えるべき場所が広告なのか、求人ページなのか、応募前の説明なのか。その見極めに、他の経営者の失敗と改善過程が役立ちます。採用単価だけでなく、面接の内容や定着まで含めて話を聞き、自店の次の一手を考える場として倶楽部を活用してください。
店舗経営者倶楽部で、学びを自店の実践へ
店舗経営者倶楽部は、店舗経営者が現場の知恵を持ち寄り、学んだことを自店で試しながら、利益が残る店づくりを進めるための倶楽部です。物件・家賃、採用、集客、多店舗化などの課題を扱い、投資回収を早め、オーナーに依存しすぎない運営を目指します。
- リアル情報交換会:店舗経営者の成功した工夫や失敗した施策を聞き、自店との条件の違いを比べる
- 会員限定WEBセミナー:物件・出店、集客、採用、財務、AIなど、今の課題に合うテーマから学ぶ
- 実店舗出店マニュアル:出店前に確認する順番を整理し、準備の抜けを見直す
情報を集めて終わるのではなく、自店で実践し、数字を振り返り、続けられる仕組みにしていく。そのための学びと交流の場です。
