マクドナルドのフランチャイズの評判は?加盟方法や特徴を徹底解説!

ハンバーガーチェーンとしてあまりによく知られたマクドナルド(McDonald’s)。

日本版には全国向けの「マック」や関西向けの「マクド」などの愛称もあり、知らない人がいないほどの存在になっています。

その日本マクドナルドがフランチャイズ展開していることもご存じの方が多いでしょう。

そこで今回は、そんな日本マクドナルドフランチャイズの概要や評判を紹介します。

マクドナルドのフランチャイズの概要

マクドナルドのフランチャイズに関心がある方は、どのような仕組み・特徴になっているのだろうと思っていることでしょう。

そこでマクドナルドの公式ホームページを参照しながら、そのフランチャイズの概要を説明してみましょう。

 

マクドナルドの開祖レイ・クロック氏が提唱したQSC&V

QSC&Vはマクドナルドの開祖とも言えるレイモンド・アルバート・クロック(Raymond Albert Kroc)氏が提唱したブランド価値で、各店舗で毎日実践されています。

マクドナルド・フランチャイズもQSC&Vに基づいて運営されていますが、その内容はこうです。

Q☞Quality(品質) マクドナルドでは、レギュラーメニューを「世界共通の品質」で提供している
S☞Service(サービス) 真心のこもったサービスを実践し、お客様に心地よい空間を提供
C☞Cleanness(清潔さ) 「行くところすべてきれいに」という理念の元、店舗・厨房の清潔さを徹底している
V☞Value(価値) おいしいものをおいしく食べられる素敵な空間、家族の笑顔がこぼれるくつろぎの場、いつ行っても楽しい場所、車に乗ったままで買えるドライブスルー。お客様の「満足」につながるものすべてがValue(価値)

 

ビジネスコンサルタントによるバックアップが有り

マクドナルドフランチャイジーである店舗オーナーにはビジネスコンサルタントによるバックアップがあります。

世界中で蓄積されたノウハウに基づき、最適化された店舗運営システムと質の高いビジネスコンサルティングを活用したバックアップをしてくれるのです。

 

様々なマーケティングプログラムを活用できる

マクドナルドは、新商品・期間限定キャンペーン広告などのマーケティングにも取り組み、テレビコマーシャルやweb広告など積極的なコミュニケーションも展開しています。

マクドナルドフランチャイジーはこのマーケティングプログラムをそのまま活用できます。

 

店舗デザインと新店舗開店や既存店の改装などのバックアップも有り

マクドナルドフランチャイジーには店舗デザインと新店舗開店や既存店の改装などのバックアップも有り!です。

7年から10年に1回、店舗の改装が実施され、現在90%以上のお店が最新モデルデザインになりました。

これでお客様の利便性も良くなり、キャパシティも改善。

ますます魅力ある店舗になったことでしょう。

 

世界統一のトレーニングプログラムとノウハウ提供の用意が有り

マクドナルドフランチャイジーには世界統一のトレーニングプログラムとノウハウ提供の用意があります。

その内容を見てみましょう。

シフトリーダーシッププログラム(LJ※1) クルー(マクドナルドのパートタイマーのこと)が製造+販売の基本を学習するプログラム。最小限のペーパーワークやリーダーシップスキルも身に付ける。店舗研修+クラス研修
デパートメントリーダーシッププログラム(LJ2) より高度なリーダーシップスキル+ペーパーワークなどを習得するプログラム。店舗研修+クラス研修
レストランマネジメントプログラム(LJ3) 店長に求められるあらゆる知識+行動を習得する期間。より高度なマネジメントスキルを身に付けるための実習プログラム。店舗研修+クラス研修
ハンバーガー大学 世界共通の教材やトレーニングプログラムを通して、システム内での人材教育を行う

※LJはラーナージャーナルの略称

 

マクドナルドフランチャイズの契約内容はこの通り!

マクドナルドフランチャイズの契約内容は以下の通り!

フランチャイズ期間 20年間
フィー
※2021年現在
ロイヤルティー:3%(店舗の合計売上に基づく割合)
レントロイヤルティー:店舗の合計売上に基づく一定割合。または、固定ベースレント金額
広告宣伝費:4.5%
インフラサービスフィー:0.7%
初期費用 加盟金:500万円
店舗取得額:取得していただく店舗により開業資金が変動します。
店舗取得額の最低25%(おおよそ2,500万円)以上の借り入れに頼らない自己資金
店舗取得方法 新規フランチャイジーは、フランチャイジーまたは日本マクドナルド直営店から既存店舗を取得・購入します。
融資制度 マクドナルドと良好な関係を持つ金融機関から、店舗取得費用の最高75%までの融資を受けることができます。一般的には、優遇された貸出金利の融資を受けられる利点があります。

引用元:【公式】フランチャイズオーナーになるには | フランチャイズオーナー募集 | McDonald’s Japan

 

マクドナルドフランチャイズの評判

マクドナルドフランチャイズの特徴はあらましつかめたでしょう。

店舗オーナーがもう一つ関心があることといえば、マクドナルドフランチャイズの評判ではないでしょうか。

果たして実際に参画したオーナーはどう感じているのか、満足しているのか不満なのかが知りたいですよね。

そこで、実際にマクドナルドフランチャイズに加盟したフランチャイジーオーナーの生の声を拾ってみるので、参考にしてみてください。

 

▷公式ホームページに掲載されている評判では

まずはマクドナルドの公式ホームページに掲載されている評判をピックアップしてみましょう。

 

株式会社BOUND | 埼玉県
山野 健一

(前略)飲食業界は未経験だったものの、現在は4店舗を経営し、200人超を雇用するまでに拡大。このビジネスを通じて、自分が経験した「幸せ」を多くの方に提供したい。それが私のモチベーションです。

この方は営業として30カ国以上を飛び回っていましたが、アメリカマクドナルド店のフライドポテトの味が気に入ったそうです。

それがきっかけだったのでしょうか、マクドナルドフランチャイズに加盟して、成功しましたね。

 

株式会社K&P | 熊本県
金 香梅

(前略)働きたい人にいきいきと働ける場を提供したかったのも理由の一つです。マクドナルドの強みは、優れた人材育成のシステムにあります。学生、主婦、障がい者、外国人など多様な方々を受け入れ、誰もが働きやすい職場を作るのが目標です。

この方はキッチンカーでの唐揚げ販売を行っていたそうですが、より安全安心なお食事と落ち着いた空間をお客様に提供したいとの思いから、マクドナルドフランチャイズに加盟しました。

その優れた人材育成システムに満足しておられます。

 

有限会社實 | 和歌山県
河本 知賀

(前略)その頃は業績が低迷していたのですが、マクドナルドビジネスの説明を受け、店舗を実際に見た時に「なんて誠実なビジネスなんだろう」と感銘を受けたことは忘れられません。人材教育や在庫調達に関する確かなシステムに支えられ、経営に向き合っています。

この方は会社勤めの後にフリーランス起業し、様々なビジネスを経験されました。

その後、フランチャイズオーナーだったお父様から事業を継承されたそうです。

マクドナルドのビジネスに感銘されています。

確かなバックアップに基づいて、事業を展開されているようです。

上記の口コミの引用元:【公式】多様なオーナーオペレーター|オーナーオペレーターを知る| フランチャイズオーナー募集 | McDonald’s Japan

 

株式会社エムトラスト 代表取締役
三角 恒一

こちらの方はインタビュー形式で答えられています。

その内容を抜粋してみましょう。

三角氏はマクドナルドの説明会に参加し、圧倒的な生産性と効率性、充実のシステムに感嘆したそうです。

開業したのは2014年で、ある意味マクドナルドにとっての試練の時期でした。

それにもめげず、三角氏は各方面との関係を強固にして信頼回復に努めた結果、お客様が戻ってきたそうです。

本部から様々なアドバイスも受けられて 危機を乗り越えられました。

参照元:【公式】マクドナルドの“ピープルビジネス”は唯一無二です。 | オーナーオペレーターインタビュー |フランチャイズオーナー募集| McDonald’s Japan

 

その他の評判

公式ホームページ以外にもマクドナルドフランチャイズの評判を掲載しているページもあるので、参照してみましょう。

 

10年以上参画

10年以上マクドナルドフランチャイジーとして参画されている方がいます。

その方によると、「強固なブランド力と綿密な研修プログラムのおかげで、安心経営ができている」とのこと。

確かにマクドナルドのブランド力は強力ですね。

フランチャイジー向けの研修プログラムも充実しています。

 

3年前に参入

次はマクドナルドフランチャイズに3年前に参入された方の声です。

「充実したバックアップのおかげで、初心者でも店舗運営が安心してできている」そうです。

特にマーケティングバックアップが助かるそうで、地域に密着した事業展開が成功しています。

 

本部の不祥事の影響を一時期受けた

マクドナルド本部の不祥事の影響を一時期受けたフランチャイジーオーナーもいました。

売り上げが一時下がったそうですが、その後お客様参加型のメニューやイベントにより回復しました。

これはマクドナルドフランチャイズだけの問題ではありませんが、本部の評判は直接加盟店に影響してきます。

 

マクドナルドフランチャイズに加盟する流れを紹介

マクドナルドのフランチャイズに加盟する流れを確認しておきましょう。

以下のようになっています。

1.動画説明会 視聴 マクドナルドのビジネスやフランチャイズ経営の仕組みなどを説明した動画を視聴する(24時間視聴可能)
2.質問・インタビュー・店舗体験 ファイナンシャルプランや開業時期などの説明がある。その後は、店舗体験と現在活躍しているフランチャイジーオーナーとの面談の機会が提供される
3.店舗研修プログラム 店舗経営を成功させるために必要な知識やスキルを実店舗やハンバーガー大学で身に付ける
4.フランチャイズ契約 開業時期に合わせ、最適な店舗と場所、フランチャイズ契約条件が提示されるので、納得した場合はフランチャイズ契約を結ぶことになる
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繁友 健志

繁友 健志

店舗経営のボランタリーチェーン【店舗経営者 倶楽部】(210加盟)のFC本部代表*経済誌「ビジネスチャンス」店舗開発について連載中*店舗不動産屋と痩身サロン「スピード美人」とドライヘッドスパ「癒し〜ぷ」のFC店を経営

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